ニセ侍

読み : ニセザムライ

ニセ侍の元ネタ・意味

ニセ侍はプロ野球選手・読売ジャイアンツの内海哲也投手の別名。
基本的に蔑称として用いられ、主に打たれた時などにこのように呼ばれる。

これは2009年の原監督の発言が由来となっている。

2009年と言えば日本が二連覇を果たした第二回のWBCがあった年。内海も日本代表に選出され世界一を経験した。ただし登板は一回のみで3回1失点だった。そしてシーズンが始まり巨人の先発ローテーションの中心として期待されたが、4月20日の時点で3試合登板して0勝1敗、防御率5.06という振るわない成績だった。そんなことから指揮官である原監督から飛び出したのが『「侍スピリットはないのか。今のままなら「ニセ侍」だ。』というものであった。

「侍」といえばWBC日本代表の別名「侍ジャパン」のことであり、その選手達は「侍」と称されたところから来ている。そんな日本代表にも選出されたにもかかわらず国内の試合でふがいない成績だったところからこのような発言が出たというわけである。

しかもこの「ニセ侍」という言葉は内海本人の耳にも入る。しかし内海はこの「ニセ侍」は新聞記者が考えた言葉と勘違いし、なぜそんな事を言うのかと落ち込んでいたそうだが、原監督自らの発言であったことを知りさらにショックを受けたという。その後原監督から「ニセ侍」は使用禁止と報道陣に伝えたという。

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