ラーメンズ

読み : ラーメンズ

ラーメンズとは

ラーメンズは、小林賢太郎と片桐仁による二人組お笑いコンビ。

多摩美術大学版画科の同級生だった二人が在学中の1996年に結成。お笑い芸人として以外にも、小林は劇作家や漫画家、片桐は俳優や彫刻家などそれぞれが様々な分野で活動している。

ラーメンズのコンビ名の由来

ラーメンズというコンビ名は、食べ物のラーメンが好きだから、覚えてもらいやすいからといった理由で名付けられたという。

一時期は、ドイツ語で「額」や「枠」を意味する「Rahmen」が由来だと話していたことがある。

「Rahmen」=「枠」に複数形の「s(ズ)」をつけることで、枠が重なって面ができて「」になる。二人がライブで使う唯一のセットが「箱」であることや、劇場を「箱」と呼ぶこと、台本のプロットを「箱書き」と呼ぶことなどから「ラーメンズ」と名付けたのでは、とファンに言われたことがあり、それに対して「そうだ」と答えたという。

その由来がカッコいいと思い、その後雑誌などでもそれが由来だと話していたが、実際は食べ物の「ラーメン」が由来だと2001年放送のNHK『トップランナー』で話している。

他にも、二人が北海道と九州の出身で両親が共にラーメン屋だから、片桐の髪がラーメンみたいだから、といった冗談の由来を話すことがある。

2014年の片桐単独のインタビューでは次のようにコンビ名の由来を話している。

―ラーメンズのお名前の由来は諸説ありますが,今日は本当のことを教えてください(笑)。

片桐さん ウェブに載ってませんでしたか(笑)。実は最初のコンビ名は,「ニイルセンズ」って名前でした。バリバリの日本人なのに,自称「ニイルセン」という同級生がいて,彼は大学内で何をしても人気者だったので,それにあやかってということで。でも,当時,僕らは毎月のようにコンビ名を変えてたんです。例えば,太ってもいないし金髪でもないのに「デブと金髪」とか。そうしたところ,ある日,相方が興奮した様子で電話かけてきて,「『ラーメンズ』がまだ残ってたよ!誰にも使われてない!」って。フードレポートとして仕事がくるかもしれないし(笑),なんだか泥臭い感じがかえって格好いいように見えて,ラーメンズに決めました。
引用:片桐 仁さん: 関弁連がゆく | 関東弁護士会連合会

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