CHVRCHES

読み : チャーチズ

CHVRCHESはスコットランド・グラスゴー出身の3人組のエレクトロポップ・バンド。シンセサイザー、サンプラーを使用したエレクトロサウンドが特徴。CHVRCHESは「チャーチズ」と読むが、通常のChurchesのスペルではなく「U」を「V」に変えている。

イアン・クック(Key, B, Vo)とマーティン・ドハーティ(Key, Vo)は大学の同級生で、Blue Sky Archivesというバンドで活動していた紅一点のローレン・メイベリー(Vo)を誘いCHVRCHESを結成。BBCサウンド・オブ・2013で5位に選ばれて注目を集め、2013年9月にデビュー・アルバム『The Bones of What You Believe』をリリース。


The Bones Of What You Believe

CHVRCHES(チャーチズ)の由来・意味

CHVRCHESというバンド名は300ある候補の中から「Churches(教会)」を選んだのだが、特に宗教的な意味は持たせておらず深い意味もなく決めたそう。スペルを「U」から「V」に変えたのは、アルバムのアートワークを手がけたエイミーがアートワークですでにロゴを「V」に変えていたので、そのままの流れでCHVRCHESというスペルを採用することに。

Googleの検索にひっかからないようにCHVRCHESというスペルにしたと言われているが、『Lies』(シングル曲)をリリースするまでそんなことは知らなかったそう。

イアン・クック:
300くらいの候補があったんだけど、その中でも良い名前は全部すでに他のバンド名に使われてたんだ。それで、「よし、バンド名が決まるまで今日は帰らない!」って意気込んで決めたのがchurches(=“教会”)。特に大きな意味はなくて、宗教的な意味合いもない。だけど“church”という単語が持つスケールの大きさや普遍性は、自分達の音楽に近いと感じたんだ。

引用:interviews(NYLON JAPAN)

マーティン・ドハーティ:
After we decided on it, we realized it was more or less impossible to Google.
It wasn’t until “Lies” came out that we came to this realization. [laughs] There’s a girl called Amy who’s designed all of our artwork.
She’d already stylized the logo with the “V” in it.
It kind of felt natural just to go with that.
Now, we don’t have to compete with anyone, which is cool.
You don’t want to go up against that Jesus guy. He is pretty popular.

意訳:
(バンド名)をCHVRCHESに決めた後、Googleで検索されにくいことを理解したんだ。
“Lies”まではそのことに気付かなかった。
エイミーという女の子がアートワークを手がけていて、彼女がすでにロゴを”V”で表記していたんだけど、自然にそれでいこうってなったんだ。
誰とも競合する必要がないってのはクールだよね。
神様と争いたくもないしね。
彼(神様)ってけっこう人気だから。

※意訳なので完全な訳ではありません。

引用:CHVRCHES’ RECOVERY PHASE(Interview Magazine)

『The Mother We Share』



The Mother We Share

『Gun』



Gun


2018/8/4追記

水曜日のカンパネラとコラボ

2018年8月3日、CHVRCHESはボーカルのコムアイを主演とするユニット・水曜日のカンパネラとコラボした楽曲『Out Of My Head feat. 水曜日のカンパネラ』をリリース。CHVRCHESのボーカル、ローレン・メイベリーはコムアイの声を「力強く個性的な声を持っている」と評している。

MVの監督は、アニメ『ポプテピピック』や『ニンジャバットマン』などに携わった経験を持つアニメーション作家・山元隼一が務めている。本曲はCHVRCHESのアルバム『Love Is Dead』の日本盤デラックスエディションに収録される。

『Out Of My Head feat. 水曜日のカンパネラ』

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