すばら

読み : スバラ

「すばら」は「素晴らしい(すばらしい)」を縮めたもので、そのまま「素晴らしい」という意味で用いられる。

「すばら」の他に「すばらっ」「すばらです」「すばらな◯◯」などと書かれることが多い。また、否定形は「すばらくない」である。

「すばら」「すばらっ」「すばらです」の元ネタ

「すばら」という言葉を使っている人の多くは、麻雀漫画・アニメの「咲-Saki-」の登場人物・花田煌(はなだ きらめ)を元ネタとしている。

咲 Saki 阿知賀編 episode of side-A (5) (ガンガンコミックス)

この花田煌の口癖が「すばら」であり、素晴らしい出来事があると「すばら」や「すばらっ」「すばらです」などと発する。


口癖であるため、「素晴らしい」と思ってなさそうな場面でも「すばらっ」と言っている。

この口癖から花田煌は「すばら先輩」とも呼ばれている。

スバラでーす!!

しかし一部では、「すばらです」と言えば「花田煌」ではなく、「ホテイ丸」というキャラクターの台詞を連想する人もいる。

「ホテイ丸」というのは、1989年に発売されたPCエンジン用ゲームソフト『天外魔境』およびその続編に登場するキャラクター。西洋からやってきた宣教師で、片言の日本語であることから「素晴らしい」を「スバラでーす」と言っている。


声優はちびまる子ちゃんの友蔵や、ドラゴンボールのピッコロ大魔王、ワンピースのミホークなどで知られる青野武。

特徴的な話し方で印象に残るため、このゲームをプレーしたことのある人なら「すばらです」と言えば「スバラでーす」が真っ先に浮かんでくる。

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