社内ニート

読み : シャナイニート

社内ニートとは、職に就いていて会社に出勤はするものの、仕事がなく暇を持て余している人のこと。ニートは就業をしていない人を指す言葉だが、社内ニートは就業しているため厳密には非労働者ではないが、派生語として使われる。

社内ニートは全く仕事がないわけではなく、多少の仕事はあるものの、短時間で終わる量と内容であるため終業まで時間が余ってしまうのだ。

社内ニートは窓際族(仕事が与えられず窓際に追いやられた中高年層)と同義で使われることが多いが、新人社員などの若年層も含まれるため、年齢に関わらず社内で仕事がない人を指す言葉として理解しておくとよい。

※ニートはもともとイギリスで16〜18歳の若者層を指す言葉。日本では15〜34歳の若年無業者と定義しているため、海外と日本では解釈が異なる。

ニートの由来(語源)の解説はこちら

社内ニートになる理由

社内ニートになる理由はいろいろある。

・仕事ができない
・仕事のスピードが遅い
・ミスを多発する
・上司が多忙で新人教育をしてもらえない
・上司と折り合いが悪い
・やる気がない
・要領よく立ち回っている(仕事しなくても許容される人)

仕事ができなかったりミスを多発したりすると次第に任される仕事が減り、社内ニートになってしまう。

上司との関係も影響していて、上司が忙しくて新人教育をしてもらえないがために、仕事の進め方が分からず社内ニートになるケースもあるようだ。上司に嫌われて仕事が回ってこなくて社内ニートになるケースもある。

一方で、社内でムードメーカー的な存在として慕われていて、仕事をしなくても「あいつなら仕方ないか」と許される人もいる。社内での円滑剤としての役割を果たしているならば仕事をしていると言えなくもないが、仕事をしないのであれば社内ニートと言えるだろう。

社内ニートがクビにならないのはなぜなのか?

・正規雇用者として雇うと簡単にクビにできない
・コネで入社した人材はクビにしにくい

たとえば専務の親戚としてコネ入社した人材をクビにする時、専務の顔がちらついてしまうかもしれない。入社時に専務から「よろしく頼むね」と言われた言葉が呪いのように感じてしまい、クビにしたくてもできなくなる。

社内ニートは楽なのか?

周りからすれば「仕事しないのに給料もらえて羨ましい」と感じるかもしれないが、社内ニートで居心地がいいわけはないし、出世の道も絶たれるから将来性も望めない。周りに疎まれるだろうし、嫌味を言われることもあるだろう。

それに会社で一日暇をつぶすのも大変である。社内ニートはネットをしたりYoutubeを観たりして暇をつぶすことが多いようだが、毎日となると観るものもなくなってくるし、暇に飽きてくるだろう。

同僚がバリバリ働いて出世の道を驀進しているのを横目で見ながらネットサーフィンをするというのも辛いものがある。

「じゃあ働けよ」という話になるが、仕事がしたくても仕事を与えられない社内ニートもいる。上司との折り合いが悪くて仕事を与えられない人や、一生懸命仕事しているのに要領の悪さから仕事を減らされた人は、決してサボりたくてサボっているわけではない。

社内ニートになってしまうとその会社で立場を回復するのは難しいので、転職を考えたほうがよいかもしれない。

ただ、社内ニート歴が長いとアピールできるだけの経験やスキルがなく、転職活動が困難になる場合がある。そうならないように、社内ニートは早めに脱出したほうがよい。

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