青いウィル・スミス

読み : アオイウィル・スミス

実写版『アラジン』のジーニーが青いウィル・スミスに

「青いウィル・スミス」は、ディズニーアニメ『アラジン』の実写版でランプの魔人・ジーニーを演じるウィル・スミスのこと。2019年2月11日に実写映画版の公式Twitterにて予告映像が公開されたのだが、全身を青く塗ったウィル・スミスが登場し、多くの人を困惑させた。

確かに、原作のジーニーの体は青いのだが、顔はそのまんまウィル・スミスであるため、ネットでは「青いウィル・スミス」「ただのウィル・スミス」とツッコまれている。「アバターじゃん」という意見も。

アニメ版のジーニーの体は丸っこいフォルムだが、実写版で演じるウィル・スミスの体はムキムキに仕上がっているので、それも違和感の理由のひとつなのだろう。

ウィル・スミス演じるジーニーの姿が公開された映像。青いウィル・スミス、もといジーニーは終盤に登場する。

2018年12月19日に公式Twitterに投稿された雑誌の表紙では、青いウィル・スミスではなかった。これこそ「ただのウィル・スミス」だが。

こちらが原作のジーニー

ディズニー映画・アラジンの画像

『アラジン』の原作

ディズニーアニメ『アラジン』は、イスラム世界の説話集『千夜一夜物語(アラビアン・ナイト)』の物語のひとつ「アラジンと魔法のランプ」を原作としている。

「アラジンと魔法のランプ」は、主人公のアラジンが魔法のランプを手にし、中から出てきた魔神(魔人)に願いを叶えてもらうという物語。ディズニーアニメ『アラジン』では、ランプの魔人にジーニーというオリジナルの名前を付けている。

ディズニーアニメ『アラジン』は「アラジンと魔法のランプ」を原作としているが、キャラの名前はほとんどオリジナル。原作でも王女と結婚をするシーンがあるが、名前は特にない。ディズニーアニメでは、王女の名前はジャスミンとなっている。

※「アラジンと魔法のランプ」は、「アラビアン・ナイト」のアラビア語原典には含まれていない。はっきりとした原典は不明で、「アラビアン・ナイト」とは無関係という研究結果もある。

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