ワンチャン
読み : ワンチャン
ワンチャンは少なからずチャンス(好機)がある時に使われる言葉。
主に大学生や若い世代がよく使う若者言葉。
普段の会話の中で「ワンチャンある」といったように使われたり、ゲームで負け試合となりそうだがまだ1回ぐらいチャンスはあるぞという時などに使う。
犬を「ワンちゃん」を呼ぶ、という意味ではない。
イギリス出身のシンセポップユニット・Wang Chung(ワン・チャン)とも違う。
さらに王貞治を王(ワン)ちゃんと呼ぶのとも違う。
ワンチャンの意味・元ネタ
ワンチャンは「ワンチャンス」の略語であり、「One Chanceある」という意味である。良くも悪くも可能性は低いがなくはない、といったニュアンスを意味する。
元ネタ/由来は麻雀用語の「ワンチャンス」。麻雀ではすでに3枚以上現れている牌を「壁」と呼び、3枚見えていて順子の可能性が低いと予想される牌は和了られる可能性は低く安全であると考えられる牌を指して「ワンチャンス」と呼ぶ。
例えば二萬が3枚すでに出ている状態なら一萬二萬三萬の面子を構成しにくいため、一萬で和了られる可能性は低い。よって一萬が安全牌となり待ち牌の可能性が低いため「ワンチャンス」と考えられるが、単騎待ちなどもあるため待ち牌である可能性はゼロではない。
すでに壁が4枚現れていて両面待ちの可能性がない牌は「ノーチャンス」と呼ぶ。
麻雀を覚えた大学生らしい言葉と言える。