へぇー、俺なら

「へぇー、俺なら」は、TwitterやなんJなどで見られるネタの一つ。究極の選択のような状況で、その相反するはずの2つの選択肢を同時に選んでしまうような、身も蓋もない文章。

「へぇー、俺なら」で始まり、「○○するけどなぁ。」でしめる文章で、「へぇー、俺なら構文」等とも呼ばれる。「へー俺なら」「へえー俺なら」など表記揺れも多い。

「へぇー、俺なら」構文は、2019年の武井壮のツイートが元ネタとなっている。

2019年11月21日、武井壮が自身のTwitterでフォロワーに投げかけた「究極の選択」の2択アンケート。
①年収5000万けど飯は一生塩おにぎり、昆布とふりかけは付けてもいい
②年収５００万だけど飯はどの店も無料で食べ放題
現在はすでに削除されているツイートだが、アンケートの結果は以下のようになった。

ほとんどの人が②を選んだというアンケート結果だったが、この結果を受けての武井壮のツイートがこちら。

へえー、みんな②なんだなあ。。
オレが今学生なら、10年①で塩むすびを様々な美味しいふりかけと昆布で味わい尽くして5億貯めといてそのあとビジネスやレジャーを存分に楽しみつつ美食を堪能するけどなあ。。

— 武井壮 (@sosotakei) November 21, 2019

なんと選択肢①の「一生」という部分を覆し、10年間5000万円を受け取った後に好きなものを食べるという、自らルールをぶっ壊すツイートをしたのである。

さすが百獣の王。彼にとっての「一生」とは一体なんなのか……。常人には理解のできない発想だということで話題となり、汎用性も高いことからネタとして広く使われるようになった。

実際のところ、武井壮はそんな自由すぎる発想の持ち主というわけではなく、自分で設定したルールを勘違いしており、「5000万放棄したらOKなルールに自分で勝手に設定してた」とのこと。

あ、5000万放棄したらOKなルールに自分で勝手に設定してた！それならみんな選択変わるかな？？

— 武井壮 (@sosotakei) November 21, 2019

確かにな！一生の部分間違えたな！それもらってる間にすりゃよかったのな！

— 武井壮 (@sosotakei) November 21, 2019