ビブリア古書堂の事件手帖
読み : ビブリアコショドウノジケンテチョウ
『ビブリア古書堂の事件手帖』は三上延(みかみえん)のシリーズ小説。本や古書に関する膨大な知識を持つ古書店を営む主人公・篠川栞子が、古書にまつわる事件を解決するライトミステリー。夏目漱石、太宰治、宮沢賢治、ロバート・F・ヤングなど実在する作家の作品が登場し、作品にまつわるエピソードなども語られる。シリーズ3巻までで300万部を売り上げ、メディアワークス文庫では初となるミリオンセラーを達成。
2013年1月より剛力彩芽主演でドラマがスタートしたが、原作の栞子さんと対照的な活発な性格の女優のため、栞子さんのイメージが違うと話題に。
ビブリアの意味
「ビブリア(Biblia)」はギリシア語で「本」「書物」を意味し、
ラテン語では「ビブリア」は「本を愛する人」という意味がある。
「ビブロフィリア(Bibliophilia)」は「愛書家」のことを指す。
「Biblion(「本」を意味する)」の複数形が「Biblia」であり、
冠詞をつけた「ta biblia(タ・ビブリア)」は「聖書」を意味し、
聖書は英語で「Bible」、イタリア語で「bibbia」と言われるのは「ta biblia」が語源となっている。
作中における「ビブリア古書堂」という店名の由来はまだ語られていないが、
作者によると今後作中で語る予定だそう。