きみのそーつぉーとーりだよ
読み : キミノソーツォートーリダヨ
【目次】
きみのそーつぉーとーりだよとは
「きみのそーつぉーとーりだよ」は、女優・本田翼に関して用いられるフレーズ。
他にも、「想像通り」である時や、本職ではない声優がアニメで起用されることについての話題などで持ち出される。
きみのそーつぉーとーりだよの元ネタ
このフレーズは、アニメ映画『天気の子』での本田翼の台詞である。
『天気の子』の映画公開前にテレビやYoutubeなどで公開された予告編動画の中で、夏美というキャラクターが1シーンだけ登場する。この夏美を演じるのが女優・本田翼。
予告編での登場はほんの数秒だが、この時の演技があまりに棒読みということで話題となった。
こちらがその予告編
「あたしとけいちゃんの関係?君の想像通りだよ」という台詞であるが、棒読みがひどすぎるということで話題となり、それを表現するフレーズとして「きみのそーつぉーとーりだよ」が広まった形だ。
また、公開前の製作報告会見での新海誠監督と本田翼のやりとりが、褒めているようで皮肉を言っているようにもとれると話題に。
そんなVコンテを「何回も見て、毎回泣いてしまった」(醍醐)という人もいる中、「Vコンテ見ました?」と新海監督からまさかのツッコミを受けたのが本田だった。ドキッとする本田に新海監督は「(Vコンテで自分が演じた夏美から)どんどん違いうキャラクターになっていく。キャストの中で一番、遠いところにいった」と続けた。
「予想もしないアクセント、言い方ばかりが出てきて。すごく楽しいと思います。(観客も)びっくりすると思います、確実に」と、新海監督が言えば言うほど、ビクビクする本田。そこへRADWIMPSの野田洋次郎が「今のはほめているんですか?」と尋ねる。
「もちろんほめています」という監督に、ホッとした表情の本田。ところが、監督からアフレコ中は「裸足」、スタジオには「スッピン」で来ていたことを暴露されてしまう。この時も野田が「なんで怒っているんですか? ちょいちょい出てますよ、新海誠(本性)が」と監督にツッコミを入れていた。
本田が弁解するには、「監督が私と初めて会った時に聴いた声の感じが好き、とおっしゃってくれたので、自分の素や自然体で出る声を大事にしました」と、役作りの一環であったことをアピールしていた。
引用:本田翼、新海誠監督から「裸足でスッピン」を暴露され「役作りです」 | オリコンミュージックストア
『天気の子』公開後、実際に映画を見た人によると、本田翼の演技はそーつぉーしていたほどは悪くなかったという意見も多いようだ。
2014年にアニメ声優に初挑戦
本田翼がアニメ声優に挑戦するのは『天気の子』が初めてではなく、2014年に公開された映画『鷹の爪7 女王陛下のジョブーブ』で木原睦美というキャラクターを演じている。