親御さんがビックリしない
読み : オヤゴサンガビックリシナイ
親御さんがビックリしないとは・元ネタ
「親御さんがビックリしない◯◯」といったフレーズがゲームソフト・ポケットモンスター関連の話題で用いられている。
このフレーズの元ネタとなっているのは、ポケモンを開発しているゲームフリークのクリエイター・増田順一氏の発言。
2018年に発売の新作ポケモン『ポケットモンスター Let’s Go ピカチュー/イーブイ』について、週刊ファミ通8月2日号のインタビューで増田氏で語ったのが
「たとえば、グラフィックをあえてリアルにし過ぎず、ファンタジーらしさを出すことで、まわりでゲームプレイを見ている親御さんがビックリしないような配慮をしています。イメージとしては、子どもがリビングでプレイしていて、お母さんがそれをキッチンから見ていて、安心できるゲームですね。」
というものであった。
発売より3ヶ月以上前のインタビュー記事ではあったが、すでにある程度のゲーム画面は公開されており、見るからに特別クオリティの高そうではないそのグラフィックに、これを見たポケモンファンからは、出来ないものを「あえてやらなかった」と言い訳しているように聞こえる発言であった。
そもそも「親御さんがビックリするグラフィック」というのはどういったものなのだろうか…。
親御さんこそ初代ポケモンを遊んでいた世代であり、むしろビックリさせてほしいのではないか…。
といった声も多い。
「ピカブイ」は初代ポケモンのリメイクであることや、Switchで初のポケモンであることから、以前の作品と比べると確かにグラフィックは向上しているものの、この発言があったことで「もっとできたのでは」という思いを捨てきれない。
実際に発売された『ピカブイ』をプレーしたユーザー達は、ゲーム内の様々なシーンを「これなら親御さんがビックリしない」「これは親御さんがビックリする」と皮肉るようにこのフレーズを使用している。