Android

読み : アンドロイド

Androidはスマートフォンやタブレットなどの携帯端末に搭載されているモバイル用のプラットフォーム(OS、ハードウェアなどのコンピューターの基盤)。オープンソース(Apache v2ライセンス)のプラットフォームであるため、誰でも無償で利用が可能。

【略歴】
アンディ・ルービン氏が中心となってAndroid社(携帯電話用プラットフォーム開発会社)を設立し、誰でも無償で利用することができるモバイル用のプラットフォームとして開発が進められた。2005年にGoogleが同社を買収し、Googleが設立したAndroidの開発を推進する団体「Open Handset Alliance」より2007年11月5日に発表された。アンディ・ルービン氏はGoogleのモバイル・プラットフォーム部門でのディレクターに職務に就き、その功績から「Androidの父」と呼ばれている。

ロゴには緑色をしたロボットが描かれており、正式な名称を持たないが通称「ドロイド君」と呼ばれている。ドロイド(Droid)はアンドロイドの略だが、映画『スター・ウォーズ』では人間と同等もしくは人間以上の知性を持つロボットの総称として使われている。

Androidの由来・意味

Androidは「人造人間」を意味し、「人に近しい存在になるように」という開発者のアンディ・ルービン氏の想いから名付けられた。元々はアンディ・ルービン氏が設立したAndroid社の名前でもあった。
Androidは人の姿をした人間に近いロボット・人工生命体を指し、「Andro」はギリシア語で「男性、人」、「-oid」は接尾辞で「~のようなもの、~もどき」という意味を持つため、Androidを直訳すると「人間のようなもの」という意味になる。プラットフォームとしてのAndroidは「人間のようなもの」=「人間に近い存在」という意味が込められている。
「Andro」は厳密には「男性」を指しているため、女性型アンドロイドは「Gynoid(ガイノイド)」と呼ばれることもある。

Andoridの各バージョンのコードネーム

各バージョンにはそれぞれコードネームがあり、1.5からはお菓子の名前が付けられており、
アルファベットのCから順番になっている。ドロイド君がそれぞれのお菓子に扮した姿も描かれている。

1.0・・・Astro
1.1・・・Bender
1.5・・・Cupcake (カップケーキ)
1.6・・・Donut (ドーナツ)
2.0,2.1・・・Eclair (エクレア)
2.2.x・・・Froyo (Frozen Yogurt:フローズンヨーグルト)
2.3.x・・・Gingerbread (ジンジャーブレッド)
3.x・・・Honeycomb (ハニカム:蜂の巣のように穴のあいたスポンジケーキ)
4.0.x・・・Ice Cream Sandwich (アイスクリームサンドイッチ)
4.1.x・・・Jelly Bean (ジェリービーン)

Androidコードネーム

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