レペゼン

読み : レペゼン

「レペゼン」とは、ヒップホップ用語で「◯◯を代表する」という意味である。「〜からやってきたぜ」という意味でも使われる。

この◯◯には出身である地元の名前が入る。たとえば埼玉出身なら「レペゼン埼玉」、大阪出身なら「レペゼン大阪」といったように使う。

「Yo、俺はレペゼン大阪」と言われたら、「大阪を代表してやってきたぜ」という意味で捉える。「レペゼン」はフリースタイルのラップバトルでよく使われる言葉で、地元代表であることを相手に示す時などに使う。

元々の英語は「代表する」を意味する「Represent(レプリゼント)」で、略す&訛らせて「レペゼン」と発音している。本来の英語の発音ではない和製発音である。ネイティブのラッパーに言っても通用しないので注意。

レペゼン地球の意味

Youtubeで動画投稿も行っているDJ集団・レペゼン地球は、このレペゼンの意味に当てはまる。上述したように、レペゼンは「〜代表」という意味なので。レペゼン地球というのは「地球代表」という意味である。

レペゼン地球のリーダーであるDJ社長は、21歳でイベント会社を立ち上げるも、6,000万円の借金を背負う。会社は赤字で人も離れていったが、趣味のDJを仕事にしようと考え、レペゼン地球を結成。わずか3年で、ZEPPダイバーシティのイベント2,000人のチケットを2分で完売するほど人気のグループに。

レペゼン地球はYoutubeに動画広告を張らないことをポリシーにしているので、Youtuberとして生計を立てているわけではない。

日常生活でレペゼンは使えない

初対面の人に「どこ出身ですか?」と聞かれた時、「レペゼン◯◯です」と返すと相手に怪訝な顔をされることは間違いない。「レペゼン大阪」と答えたとしたら、「(え?レペゼン大阪?マンションの名前…?)」と思われる可能性大。

そもそもレペゼンは「〜代表する」という意味なので、出身地を聞かれて「レペゼン◯◯です」と答えるのは不適切である。

相手がヒップホップ好きなら通用する可能性はあるが、ヒップホップに詳しくない人はレペゼンという言葉は知らないだろう。そもそも和製発音の英語だから知らないと何を意味するか分からない。

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