オフトゥン
読み : オフトゥン
オフトゥンとは・意味
オフトゥンには2つの意味、使われ方がある。
1つは英語で「よく、しばしば」を意味する「Often」の発音をカタカナ表記したオフトゥン。学校では「Often」は「t」を発音しない「オフン」と習うことが多いが、実は「オフトゥン」や「オフテン」と読むのも間違いではない。アメリカ英語では「オフン」と読むのが主流だが、イギリス英語では「オフトゥン」と発音されることが多い。発音記号を見ると、「ˈɔːf(ə)n」と「ˈɔːft(ə)n」の2つがあり、後者は「t」が発音に含まれていることが分かる。
もう1つはお布団のことをオフトゥンと呼ぶ使い方。誰が言い出したかは不明だが、お布団を英語風に発音したのがオフトゥン。Twitterでは主にオフトゥン=お布団の意味で使われる。オフトゥンはクソネミ(クソ眠い)と一緒に使われることもしばしば(うまいこと言った)
清少納言の名筆『枕草子』にのせてお送りするクソネミとオフトゥンのコラボ
春はクソネミ
やうやう心地良くなりゆくオフトゥン、少し二度寝すれば遅刻せり
夏はクソネミ
月の頃はさらなり。闇もなほクソネミを誘ひける
秋はクソネミ
夕日のさして山の端いと近うなりたるに眠り、目覚めれば夜なり
冬はクソネミ
雪の降りたるにオフトゥンにこもり、気が付けば昼の3時なり
— クソネミbot (@kuso_nemi_bot) 2013, 6月 29
ZARDの名曲『負けないで』にのせてお送りするクソネミとオフトゥンのコラボ
ふとした瞬間に 意識が揺らぐ
しあわせのクソネミ
覚えているでしょう
ふわふわオフトゥンに恋した
あの朝のように輝いてる
あなたでいてね
負けないで
もうすこし 最後まで講義を受けて
どんなに単位を落としても
オフトゥンはそばにあるわ
追いかけてね はるかなオフトゥン
— クソネミbot (@kuso_nemi_bot) 2014, 1月 5
宮沢賢治の名詩『雨ニモマケズ』にのせてお送りするクソネミとオフトゥンのコラボ
クソネミニモマケズ
オフトゥンニモマケズ
冬ノ朝ノ暖カイオフトゥンニモ
夏ノ冷房ニモマケヌ
丈夫ナカラダヲモチ
再履ハナク
決シテ遅刻セズ
イツモシヅカニワラッテヰル
朝ノオフトゥンノ誘惑ニ負ケズ
一限ニハ教室ニヰテ
単位モ落トサズ
留年モセズ
サウイフモノニ
ワタシハナリタイ
— クソネミbot (@kuso_nemi_bot) 2013, 11月 6
※ちなみに「雨ニモマケズ~」で始まるこの詩は遺作のメモの中に残されていた言葉で、正式に詩として書かれたものではない。