オラつく

読み : オラツク

「オラつく」とは、上から目線で相手にものを言ったり、横柄な態度をとることをいう。ヤンキーが凄む時に発する「オラァ」を動詞にしたもので、悪ぶったような態度をとる人のことを「オラついている」といったように表現する。

「オラつく」はガチのヤンキーが傍若無人に振る舞う時にも使うが、普段は大人しいのに特定の人に対して、または特定の場所でのみ横柄な態度をとる人を揶揄する意味で使われる。ネット上では後者の使われ方が多い。

揶揄する場合、「実力もないのにイキっている」「立場を利用して偉そうにしている」「相手によって態度を変える」といった皮肉が込められている。

オラつくヤムチャさん
きえろ ぶっとばされんうちにな

きえろ ぶっとばされんうちになの元ネタ

オラつくの使用例

・彼氏が店員にオラついて恥ずかしい
・あいつ、大学入ってからオラつきだしたな
・母親の前でだけオラつく
・子供相手にオラつく
・年下にオラつく
・格下の選手に対してオラつく
・セグウェイに乗ってオラつく
・親に買ってもらった車でオラつく

ファンにオラつく三四郎・相田

芸人で言うと、三四郎の相田がファンに対してオラつくということを、相方の小宮がエピソードとしてよく話している。

相田は、収録中はあまりしゃべらない控えめな印象の強い芸人だが、出待ちしている女性ファンに対して「何でこの間ライブに来なかったんだよ?」とオラつき、ファンが「お仕事で行けなかったんです」と返すと、「新ネタだったから来いよ」とさらにオラつく(小宮談)

三四郎ファンの間では相田のオラつきは定着していて、オラつきを喜んでいるファンもいる(小宮談)

相田いわく、オラつきを欲しがっているファンがいるため、オラオラ系を貫いているとのこと。テレビでは相田のオラつきは見られないので、オラつかれたい方は劇場へ足を運ぶべし。

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