130R

読み : ヒャクサンジュウアール

130Rは吉本興業所属のお笑いコンビ。

ボケの板尾創路と、ツッコミのほんこんの二人で1987年に結成された。二人共にNSC4期生。

現在はそれぞれピンでの活動が多く、解散していないもののコンビとしての活動を見ることはほとんどない。

130Rのコンビ名の由来・意味

「130R」というコンビ名は、島田紳助のかつての個人事務所の名前、ひいては鈴鹿サーキットにあるコーナーの名称が由来となっている。

板尾は20歳の頃に島田紳助に弟子入りをしようとし、NSCを勧められたという経緯があり、その後も紳助の自宅に板尾が遊びに行くなど、実際に弟子にはならなかったものの交流があった。

NSCで出会ったほんこんとコンビを結成しコンビ名をつける際、島田紳助の個人事務所の名前であった『130R』を紳助の了解を得てコンビ名とすることに。

そもそも「130R」というのは、鈴鹿サーキットにある有名なコーナーの名称。板尾もほんこんもバイクが好きだったことからこの名前を気に入り、コンビ名として選んだのだという。

後に二人が「130R」として売れだした頃、紳助が店で領収書を貰う時にの宛名を「130Rで」と言うと、二人におごってもらってるみたいに思われ笑われる、という話を聞かされたこともあるという。
参考:板尾創路 芸人になったのは紳助さんがいたから(THE PAGE)

ちなみに鈴鹿サーキットのコーナーの名称「130R」というのは、曲率半径を表している。「R」は「Radius(半径)」の頭文字であり、数字が小さいほどきついカーブのコーナーということになる。130Rはカーブの半径の長さが130メートルであることを意味している。

ほんこんの芸名の由来

ほんこんの本名は、蔵野孝洋(くらのたかひろ)。

現相方の板尾が130R結成以前に「ホンコン・マカオ」という別のコンビで活動しており、「ホンコン」という芸名を名乗っていた。

そのホンコン・マカオはすぐに解散したのだが、蔵野が板尾に代わって新たにホンコン・マカオを結成(板尾と蔵野のコンビではない)、板尾から「ホンコン」の芸名を譲り受けることとなる。

130Rを結成後は本名の蔵野孝洋で活動していたが、周りからはホンコンと呼ばれていた。

1997年の「大阪ほんわかテレビ」ロケ中の姓名判断で、カタカナの「ホンコン」よりもひらがなの「ほんこん」の方が画数が良いと言われ、これをきっかけに改名している。

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