ネタをランダムに見てひまつぶし

リケジョ

読み : リケジョ

リケジョとは・意味

「リケジョ」とは「理系女子」の略である。

近年、「◯◯女子」「◯◯男子」などとして趣味や仕事の得意分野で男性女性をカテゴライズする言葉がよく作られているが、この言葉もその一つ。「レキジョ(歴女)」などと似たようなものと考えてよいかと思われる。

「リケジョ」は「理系女子」の略であり、理系の女学生や理系の研究などを職業としている女性を指す。理系の分野というのは文系と比較して女性が少なく、日本の大学における理系の学生の男女比は9:1程度となっている。世界的に見ると少ない割合となっているが、それでも日本のリケジョの割合は年々増加している。

2014年1月に新型万能細胞『STAP細胞』が理化学研究所発生・再生科学総合研究センターの小保方晴子さんという女性研究者によって作られたことによって「リケジョ」という言葉に注目が集まっている。

しかしこの言葉自体はこれ以前からあるもので、特に最初に注目されたのは2011年、茨城県立水戸第二高校を卒業した女子学生らの論文がアメリカの物理化学専門誌「The Journal of Physical Chemistry」に掲載された際に各メディアが「リケジョの快挙」として取り上げたことで広まった。その後2013年には講談社が理系女子の進路応援をするサイト『Rikejo』をオープンするなどしている。

「リケジョ」という言葉にはただ単に「理系の女子」という意味だけでなく、その生態も含んだ意味として用いられることもある。
研究対象や数式などを「かわいい」と感じたり、尊敬する人は科学者だったりというのがリケジョの生態、らしい。また、上述のように理系の現場では女性が少ないためモテやすいとも言われている(個人差があります)。

鬼畜こけし

読み : キチクコケシ

「鬼畜こけし」はとあるアニメの登場人物に付けられたあだ名である。

鬼畜こけしは、『きんいろモザイク』の大宮忍のネットでの呼び名

「鬼畜こけし」は4コマ漫画/アニメ『きんいろモザイク』の主人公・大宮忍(おおみやしのぶ)を指す。大宮忍(愛称:しの)はおかっぱの髪型をしたかわいい女の子だが、天然な性格で時折無意識のうちに残忍な言動をとることがある。

天然なので本人に悪気はないのだろうけれど、時折見せる残忍な言動おかっぱ頭がこけしに似ていることから、鬼畜こけしと呼ばれるようになった。悪意がないからこその鬼畜こけしなのだが…。

ニコニコ動画では、忍が鬼畜な言動をとった時に「鬼畜こけし」とコメントされる。

※「鬼畜(きちく)」は、「残酷で、無慈悲な行いをする者」という意味

作中でも忍はこけしに似ていると揶揄されており、第1話「ふしぎの国の」にて忍の学校に転校してきたアリス・カータレットが忍を探す際に「この人形にそっくりな子です」と言ってこけしを取り出した。以来、忍はこけしに似ているということで定着した。

第1話「ふしぎの国の」ではかんざしの使い方が分からず、必殺仕事人ばりの動きでアリスにかんざしを首にぶっ刺してしまった。まさに鬼畜こけし。

かんざしをぶっ刺すシーンは9分あたりから。アリスがこけしを取り出すシーンは17分25秒あたりから。

こけしとは?

こけしは東北地方の木製の人形玩具で、お土産として販売されている。伝統に則して作られたものを「伝統こけし」、全国の観光地で売られている伝統こけしを模したものを「新型こけし」として区別している。

一口に「伝統こけし」と言っても産地によって系統が異なり、津軽系、、木地山系、肘折系、蔵王系、土湯系、南部系、鳴子系、山形系、作並系、遠刈田系、弥治郎系に分かれている。系統によってそれぞれ特徴が異なり、東北各地で違ったこけしが購入できる。

複線ドリフト

読み : フクセンドリフト

複線ドリフトとは

「複線ドリフト」は、鉄道が複数の線路にまたがった状態で走行するという技の名前。
鉄道や漫画の話題などでこの言葉や画像がよくネタとして用いられている。

この「複線ドリフト」は、漫画『頭文字D』を元にした同人誌『電車でD』で登場する。

電車でD

『電車でD』は自動車ではなく電車によるバトル漫画。

様々なテクニックを駆使して電車同士が速さを競い合うわけだが、この作中で登場するのが「複線ドリフト」という技。その名の通り、一つの列車が複数の線路にまたがった状態で走行するという荒技である。

シリーズ第一作目の『電車でD 1』、見開きページでこの技が炸裂する。

複線ドリフト

電車対電車という地味に思えるバトルだが、この衝撃的な技の存在によって絵的にも非常に派手な闘いが繰り広げられることになる。「複線ドリフト」は『電車でD』の代名詞的な技として広く知られている。

複線ドリフトの元ネタ

複線ドリフトは『頭文字D』に登場する「溝またぎ」という技をイメージして考えられたものと思われる。

「溝またぎ」は、カーブでフタの無い側溝を片方のフロントタイヤが跨いだ状態で走行するという技。末次トオル戦で使用。


荷重をリアに集中させることでフロントを浮かせて側溝をまたぐという荒技である。

複線ドリフトの方法

では、「複線ドリフト」はどのようにして複数の線路を跨っているのか。

作中では、ノーブレーキでカーブへと突っ込み、横Gに耐えられなくなった車体が宙に浮き、もう一方の路線に乗ることでドリフトしている。

『電車でD』は同人ゲームにもなっており、その中でも複線ドリフトが再現されている。

また、切り替えポイントで前の台車だけが通過した瞬間に切り替えを行うことで複線に跨る走行が可能となる。

当然現実で再現するのは危険すぎて無理だが、模型なら気軽に再現することができる。

その他

海外でも知られている「複線ドリフト」

脱線事故などが起こるたびに話題に。

トロッコ問題」の解決方法(?)として複線ドリフトがネタに。

eneloop(エネループ)

読み : エネループ

eneloop(エネループ)は三洋電機が開発した充電式ニッケル水素電池。
1,800回繰返し充電を可能とし、自然放電抑制の技術を採用しているため充電された状態で販売されており、5年経過後の残存率は約70%。Panasonicへブランド移行されることとなったが、2013年4月まではSANYOブランドとして発売される。

eneloopの由来・意味

eneloopという商品名は「Energy(エネルギー)」と「Loop(ループ)」に由来し、「エネルギーの循環(ループ)」を意味している。「Energy」と「Loop」を掛け合わせてeneloopというネーミングが誕生したわけだが、その他に「ナンドモ」というネーミング候補もあったそう。

青いパッケージは守るべき「青い地球」を、白い電池は「地球に大切につつまれたいのち」を表現している。

ええー?ほんとにござるかぁ?

読み : エエーホントニゴザルカァ

ええー?ほんとにござるかぁ?とは

「ええー?ほんとにござるかぁ?」は、何かに疑問を持っている時に使われるフレーズ。Twitter等でよく見られる。

単純に「ほんと?」と聞いているというよりは、少し疑っていたり、あるいは煽るような意味合いで使われることも多い。

「ええー?」は省かれることも多く、「ほんとでござるかぁ?」や「ほんとにござるかー?」といった表記ゆれも多く見られる。

ええー?ほんとにござるかぁ?の元ネタ

このフレーズは、スマートフォン向けゲームFGOこと『Fate/Grand Order』での佐々木小次郎の台詞が元ネタ。

2015年9月に初めて行われた期間限定イベント『月の女神はお団子の夢を見るか?』で、佐々木小次郎と聖女マルタ、聖ゲオルギウスが団子を食べながら話すシーン。

マルタと手合わせがしたいと話す小次郎に対し、性に合わないのでと断るマルタ。しかしその言葉が本心ではないのではと察した小次郎が煽るように言ったのが「ええー?ほんとにござるかぁ?」である。

動画で見ていただくと話の流れがわかりやすい。(該当シーンだけ見たい場合は2:55あたりから)

直前までの真面目な雰囲気から、突然の煽り。このシナリオ自体がギャグシナリオだとはいえ、特に印象的なこの台詞は、これ以降もユーザーに度々ネタにされ、何かしら疑いを持つような場面で用いられるようになった。

2017年5月に発売された公式LINEスタンプにもこの台詞が採用されるなど、ファンにも公式にも人気のフレーズとなっている。

タネたんの一言
ええー?絶対に働きたくないでござるかぁ?

いかん!巻き込まれている!

読み : イカンマキコマレテイル

いかん!巻き込まれている!とは

「いかん!巻き込まれている!」は、Twitterで「巻き込みリプ」に巻き込まれている時に使用する画像。

メガネの男性が「チターン」という謎の効果音と共にこのフレーズを言っているという画像である。

いかん!巻き込まれている!

いかん!巻き込まれている!の元ネタ

この画像は、漫画家の川崎順平氏が自身のTwitterで公開した漫画が元ネタ。

2018年4月に開催されたコミック1という同人誌即売会終了後、「コミ1お疲れ様でした漫画。」を公開した同氏。

サークルの仲間がアイドルになりたいと言い出したという漫画で、「アイドルになりたい」に自身も含まれていたことからの心の叫びが「いかん!巻き込まれている!」である。

そして、この後このコマだけを切り取って「巻き込みリプに遭った際にお使いください。」とツイート。


この言葉通り、巻き込みリプで巻き込まれた際に使われている。

「チターン」とは

画像に含まれる「チターン」という謎の効果音。

これは、川崎順平氏が考案したオリジナル効果音で、『ガーン』と同じノリなんだそうな。


同氏の作品には度々この効果音が登場。また、主宰するサークル『チターンズ』にも使われている。

川崎順平氏の作品

『アンゴってル!』

『朱にまじわれば』

『死期のエッセイ』

オナシャス

読み : オナシャス

オナシャスは「お願いします」の意味で使われる
「オナシャス!」と叫べばなにかの魔法のようにも聞こえる

オナシャスの元ネタ

「オナシャス」は使用のタイミングや言葉の感じから「お願いします」の略であることはすぐにわかる。そのため元ネタなど無いただ崩しただけの言葉だと思われがちである。例えば「アザース(ありがとうございます)」「オハー(おはよう)」のような感じ。
確かに「お願いします」の略であることは間違いないが、「オナシャス」には元ネタがある。

元ネタとなっているのは『真夏の夜の淫夢』というゲイビデオ。『真夏の夜の淫夢』に関しては『アッー!』の記事を参考に。
このビデオの中でTDNが免許証をヤクザに取られてしまうのだが、それを返して欲しいと懇願する時の台詞が「免許証返してください。オナシャス!」だったのだ。ヤクザが怖くてハッキリ喋れないという迫真の演技がウケてネット上で広まることとなった。

「お願いします」という日常でいくらでも使われる言葉ということでネットでは当たり前の様に使われる言葉であるが、こういった背景がある。