ネタをランダムに見てひまつぶし

IGZO

読み : イグゾー

IGZO(イグゾー)はシャープが開発した酸化物半導体。
透明な化合物半導体で、ディスプレイに用いられる新技術として注目されている。

液晶ディスプレイなどで使用される薄膜トランジスタを構成する半導体材料で、液晶パネルの高精細化を実現し、タッチパネルの高性能化、薄型化・軽量化・低消費電力化を実現する。
スマートフォン、有機EL、タッチセンサー、電子ペーパー、フラッシュメモリ、CPUといったものにも応用が可能で、センサー技術への応用も期待されている。
スマートフォンでは世界で初めて「AQUOS PHONE ZETA SH-02E」にIGZOを搭載。

IGZOの由来・意味

IGZOは「In(インジウム)」「Ga(ガリウム)」「Zn(亜鉛)」「Oxygen(酸素)」が由来となっている。これらの頭文字をとってIGZOと命名された。

IGZOとはつまり構成する物質「In・Ga・Zn」を「Oxidize(酸化)」させたもので、「酸化物半導体」を意味する。

ドボォ

読み : ドボォ

「ドボォ」はなんJなどでドカベンに関する話題で用いられる言葉。
主に土井垣将ことどえがきのスレ・話題で書き込まれる。

ドボォの元ネタ

「ドボォ」は土井垣が山田太郎の腹をバットで突いた時の擬音である。

明訓高校に入学した山田はさっそく野球部へと入部する。入部初日にユニフォームを着て行かなかったため練習には参加できず上級生の練習を見学することに。
グラウンドの外で山田達が見守る中、スーパースターであるキャプテンの土井垣はバッティング練習でフェンス超えを連発。打球はグラウンドの外にある民家を直撃して窓を割ってしまい近くにいた山田が怒られることに。そこで山田は再度打球が民家を直撃しないために長い竹の先にキャッチャーミットを取り付け、フェンスを超えた打球をキャッチするのである。

これで怒られないですむと思いきや、そんな山田を土井垣が呼びつける。そして持っていたバットで思いっきり山田の腹を突くのである。この時の擬音が「ドボォ」。周りが「なぜ?」と疑問に思う中、土井垣は「野球は遊びじゃないぞ 自分の頭上の打球にグローブを投げて止めるのと一緒だ 二度とふざけたマネはするな!!」と言い放った。

ドボォ1

監督はあの家のおやじはうるせえからありがてえことだ、目をつぶれ。と言うも、「ガラス窓を気にしてバッティングを小さくできるか」と最後にもう一発場外弾を放つ土井垣。しかしその打球を今度はキャッチャーミットを付けていない竹で見事に打ち返す山田であった。これには土井垣もだんまり。

ドボォ2

知っているのか雷電

読み : シッテイルノカライデン

知っているのか雷電とは

「知っているのか雷電」は、誰も知らないような情報を詳しく知っていそうな人に解説を求める時のフレーズ。

その他、「雷電」と名の付くキャラクターに対して意味なく使われることもある。

知っているのか雷電の元ネタ

このフレーズは、漫画『魁!!男塾』に登場する台詞。

「雷電」というのは男塾の登場キャラクターの名前で、中国拳法の使い手。当初は敵キャラとして登場するが、後に男塾に入塾し味方となる。

『魁!!男塾』では、数多くの架空の拳法や技、儀式、団体が登場するが、そのどれもが無駄に難しい漢字を用いた聞いたこともない名称が付けられており、読者はもちろん作中のキャラクター達もその意味を理解していない場合が多い。

そういった技名や団体名などが初めて登場した際には、男塾の誰かが驚いた表情で「むぅ、あれはまさか◯◯◯◯!!」と知っている事をアピールする。すると他の誰かが「知っているのか●●(先程のキャラ名)!?」と確認し、先のキャラが謎の用語について解説を始めるというのがお決まりのパターンになっている。

知っているアピールをするキャラクターと、そこに「知っているのか」と確認するキャラクターは毎回異なるのだが、知っているアピールをする頻度が非常に高いのが「雷電」というキャラクター。つまり、雷電が「あれは◯◯◯◯!!」とアピールし、他の誰かが「知っているのか雷電!?」と聞くわけである。

雷電はどのくらい知っているのか

「知っているのか雷電」という台詞は、作中「またか」と思うほどに何度も繰り返し登場する。だからこそ広く知られてネタにもされているわけだが、実際にどのくらい雷電が知っていたのか気になるところだが…。

なんと『魁!!男塾』全34巻を片っ端からチェックし、作中に何回「知っているのか雷電」が登場したのかをカウントした熱心なファンが存在する。

知ってるのか雷電←本当に男塾で雷電が一番物知りか調査してみた

その調査によると、「知っているのか◯◯」という展開が登場したのは全部で31回。その結果が以下のもの。

答えた人
一位 雷電 13回 
二位 月光 5回
三位 王大人 4回

質問した人
一位 虎丸 富樫 9回
同率一位 桃   9回
三位 モブの学生 2回

このように多くの読者のイメージ通り雷電が答える回数が一番多い結果となった。また、雷電が「誰にも聞かれていないのに解説を始めた回数」は16回もあったという。

教えてくれ雷電

雷電は読者から見ても博識なキャラクターという認識だが、作中でも博識な人物として仲間から頼りにされている。

「知っているのか雷電」がすっかり定着した頃には、逆に「教えてくれ雷電!!」と、知っているアピールをしていないのに解説を求められるパターンもあった。

また、「知っているのか雷電」と聞くと雷電が解説してくれるのがお決まりのパターンだが、雷電が喋らずにおなじみの民明書房の解説が流れるパターンも多い。

Siri(シリ)

読み : シリ

SiriはApple社のスマートフォン・iPhone 4Sから搭載された音声入力を可能にするアシスタント機能。音声で質問に答えたり機能やWEBやサービスを検索することができる。

Siriの由来・意味

Siriはノルウェー語で「勝利に導く美しい女性」という意味があり、ノルウェー人のSiriという女性の名前が由来だそう。Siriの声が女性であることも納得できる。

Siriは元々Siri社が開発した機能だったが、2010年4月28日にSiri社がApple社に買収され、iPhone 4Sに搭載されることになった。

iPhone4Sの”S”
iの意味(iPhone,iPad,iMac,iTunes…)

音楽制作集団「IOSYS(イオシス)」がSiriの音声で歌わせたCDまで作ってしまった。パッケージがちょっとエロい。トラック7は『クリスマスは予定がありません』。Siriに言われるとちょっと切ない。
おしえてしりせんせい(Teach me Miss Siri)

狙撃されるセイキン

読み : ソゲキサレルセイキン

狙撃されるセイキンとは

「狙撃されるセイキン」は、YoutubeやTwitter上で流行しているコラ画像やMAD動画のこと。

セイキンというのは日本のトップYouTuber・HIKAKINの兄で、自身も多数の登録者を抱えるYouTuber・SEIKINのこと。

「◯◯に狙撃されるセイキン」や「◯◯中に狙撃されるセイキン」など、様々なシチュエーションで狙撃されるセイキンが生み出されている。

狙撃されるセイキンの元ネタ

セイキンがやたらと狙撃されるようになったのは、セイキンが自身のチャンネル『SeikinTV』で2017年5月14日に投稿した『水晶の上で肉って焼けるの?』という動画から。

タイトル通り、水晶の上で肉を焼いて食べる動画なのだが、途中で肉の油が顔に飛んで来て「ウッ」とのけ反るシーンがある。このシーンは印象的で、動画内でも冒頭にそのシーンがハイライト的に流れていたり、該当のシーンもスローで再生されたりしている。

公開当時は特に注目されることもなかったのだが、2019年1月13日「焼き肉を食べているときに狙撃されたセイキン」という、油が跳ねた部分だけを切り取った動画がTwitterで拡散され話題に。

ここから、他のユーザーもこれに乗っかり「◯◯に狙撃されるセイキン」の動画をTwitterやYoutubeで投稿し始めたというわけである。

様々な狙撃をされるセイキン動画

二次元からも狙撃されるセイキン

実の弟に狙撃されるセイキン

ついに自ら狙撃してしまうセイキン

優しい世界

なぜセイキンはこんなにも狙撃されるのか

1年半ほど前の動画が今更ネタにされているのは、なにも突然ではなく、そこに至るまでの流れがある。

まず、そもそもセイキンというYouTuberは、以前から何かとネタにされており、ネットユーザーのオモチャのような存在になっている。

「セイキンのサムネの顔、全部同じ説」などもその一環。

毒を盛られたことに気づいたセイキン

2018年12月にTwitterで投稿されたのが「毒を盛られたことに気づいたセイキン」。

こちらもTwitterで広く拡散し、様々なシチュエーションで毒を盛られるセイキンの動画が作成された。

この動画が流行したことを受けて作られたのが「狙撃されるセイキン」だと言える。

毒を盛られるセイキンも、狙撃されるセイキンも、動画の中でのセイキンのリアクションを切り取り、別の解釈を持たせることで面白おかしいものとなっているのが共通点。

狙撃するセイキン

また、セイキンが狙撃されるという着想にはきっかけが存在する。

2018年4月13日に投稿された『初心者セイキンのフォートナイト実況プレイがこちらwww【FORTNITE】』という動画で、「Fortnite」というゲームをプレーしているセイキン。

動画の中で、近距離用の武器であるショットガンを使って射程距離外の遠くの敵を狙ってしまうというシーンがある。

ショットガンでの狙撃は「セイキン撃ち」とも呼ばれており、ここで「セイキン」=「狙撃」というイメージが生まれている。

推測にはなるが、この「ショットガンで狙撃」と「毒を盛られ〜」ブームの2つから着想を得て生まれたのが「狙撃されるセイキン」なのではないだろうか。

自らネタにするセイキン

さんざんネタにされていることはセイキン本人ももちろんご存知。

2019年2月1日には、自ら『【公式】毒を盛られたことに気づいたセイキン』という動画を投稿し、公式ネタにしてしまった。懐の深いセイキンさんである。

次は公式に狙撃されるセイキン動画が投稿されるかもしれない。

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読み : クチロロ

口口口は三浦康嗣(みうらこうし)を中心に結成されたブレイクビーツ・ユニット。読み方は「クチロロ(くちろろ)」。表記はカタカナの「ロ」ではなく、四角を3つ並べたもの。1998年に結成され、ターンテーブル、サンプラーなどを用いた楽曲を作る。2004年6月にリリースした1stアルバム『□□□』は2004年の、4thアルバム『GOLDEN LOVE』は2007年のミュージックマガジン誌のロック(日本)部門の年間ベストアルバムに選出された。

snowflake

『GOLDEN LOVE』にはいとうせいこう(OBK名義)、HALCALIが参加し、2009年7月9日からいとうせいこうは正式に口口口のメンバーとして加入している。いとうせいこうがメンバーであるというオドロキ。

口口口(クチロロ)の由来・意味

口口口という変わったユニット名は、メンバーの友人が元サッカー日本代表のロペス(呂比須ワグナー)を「くちぺす」と読んでしまったことに由来する。カタカナの「ロ」を漢字の「口(クチ)」と読んでしまうという天然ボケなエピソードから、口口口という一見すると読み方がさっぱり分からないユニット名が誕生した。

『00:00:00』

『ヒップホップの初期衝動』:いとうせいこうが違和感なく口口口に溶け込んでいる。

収録アルバム『everyday is a symphony』:いとうせいこう加入後初となるフルアルバム。
everyday is a symphony

Cat Power

読み : キャット・パワー

Cat Powerはアメリカ・アトランタ州出身の女性シンガーソングライター。
Cat Powerはアーティスト名で、本名はChan Marshall(ショーン・マーシャル)。
ハスキーさと甘さを備えた声は”誰にも似ていない声”と評される。

Cat Power(キャット・パワー)の由来

Cat Powerというアーティスト名は、アメリカの建設・鉱業関係の企業・キャタピラー社の帽子に書かれていた「CAT Diesel Power」が由来となっている。
出身地であるアトランタでバンドを組み、ライブに出演するためにバンド名が必要となった時、ピザ屋でレジスターとして働いていたショーン・マーシャルは、キャタピラー社のトラックの運転手がかぶっていた帽子に書かれていた「CAT Diesel Power」という言葉を見て気に入り、バンド名をCat Powerにすることを決めたそう。

※由来となった「CAT Diesel Power」の「CAT」はキャタピラー社(Caterpillar)の略称で、猫のことではない。ショーン・マーシャルは犬好きで猫嫌いという情報もあるが本当かどうかは分からない。
Cat Diesel Power

COLDPLAYとコラボした映画『Wish I Was Here』の表題曲