大迫半端ないって

読み : オオサコハンパナイッテ

「大迫半端ないって」はサッカー日本代表大迫勇也選手に対する称賛の言葉
大迫選手が活躍した時に用いられる他、「半端ない大迫」として期待する時にも使われる。

大迫半端ないっての元ネタ・由来

このフレーズは大迫勇也選手が鹿児島城西高校時代に出場した全国高校学校サッカー選手権大会において準決勝で鹿児島城西に大迫の2ゴールを含む6-2で敗れた滝川第二高等学校の選手が試合後に大迫について語った言葉が元ネタとなっている。

決初戦を前にして日本テレビ系列で放送された高校サッカーの特集番組において、試合後の滝川第二のロッカールームでチームの主将が試合に敗れたことに関して「大迫半端ないって〜」と泣きながら話すシーンが取り上げられた。

大迫半端ないっても〜!アイツ半端ないって!後ろ向きのボールめっちゃトラップするもん!そんなんできひんやん普通〜」ともう負けて悔しいとかを通りこして大迫すごすぎて勝てるわけないやん、という諦めにも似た言葉だったのである。さらにそれに続いて同校の監督までも「オレ握手してもらったぞ」と言ってしまうのだから大迫がいかにすごかったのかが伝わってくる。

ちなみにこの名フレーズを生み出したのは主将でありDFの中西隆裕という選手。JFA U-18選抜にも選ばれる優秀な選手だったが、高校卒業後は関西大学に進学。大学を卒業してからはサッカーを辞めて就職している。当時を振り返り、、ロッカールームでは最初は泣いていたものの、しんみりするタイプのチームではなく「泣くのはなんかちゃうな」と思っていたところにカメラが入ってきたこともあって、和ませようという気持ちでこのような言葉が出たのだとインタビューで語っている。

2018 FIFAワールドカップ ロシアで「大迫半端ないって」がブレイク

「2018 FIFAワールドカップ ロシア」の予選グループH、コロンビア戦にて大迫選手が勝ち越しゴールを決め、日本はコロンビアを撃破。

前回のブラジル大会でもコロンビアと予選が同組になったが、4対1で大敗を喫した。本大会の試合前の下馬評ではFIFAランクが上位のコロンビアが優勢とされていたが、試合開始直後にコロンビアのDFがゴール前のハンドでPK&一発退場となり、日本は11対10と人数的に優位な状況で試合を進めることとなった。

PKは香川真司選手が決めて日本が1点リードで試合を進めていたが、前半39分にコロンビアに直接FKを決められ、1対1の同点で後半を迎える。

そして後半28分、香川選手に代わって入った本田圭佑選手のコーナーキックからのボールを大迫選手がヘディングで押し込み、これが決勝点となって日本が勝利。

試合後、SNSでは「大迫半端ないって!」が大量に投稿され、大迫フィーバーが巻き起こった。「大迫半端ないって」はワイドーショーなどでも取り上げられ、一般にも広く知られることに。

コロンビア戦の試合会場では上の顔写真をプリントしたフラッグを日本代表サポーターが掲げている様子がテレビに映し出されていた。元ネタをご存知の方はこちらの画像の主が大迫ではないとわかるが、元ネタを知らないと大迫だと勘違いしてしまうだろう。先にも解説したが、この顔写真は滝川第二高等学校の選手である。

海外メディアでも「hanpanai」が取り上げられる

「大迫半端ないって」は海を渡り、海外メディアにまで紹介されるほど広がりをみせた。

英国『ガーディアン紙』は選手名鑑にて本大会出場32カ国の全選手の寸評を掲載。大迫選手についてその仕事ぶりを「hanpanai」と紹介し、これは「驚くべき」「信じられない」という意味であると解説。

本紙では、大迫選手はポゼッションに保つことに長け、ボールを保持することで他の選手をプレーに巻き込むと評価し、これらの寸評に続いて「hanpanai」が紹介されている。