ポカポカ運営
読み : ポカポカウンエイ
ポカポカ運営とは
「ポカポカ運営」は、ソーシャルゲームなどにおいてユーザーに無理な課金を強いることなく、長期的にプレイしてもらうことを重視する運営方針のこと。
そこから転じて、主に無課金ユーザーにとってありがたい運営に対して「ポカポカ運営」が用いられる。
ポカポカ運営の元ネタ
2012年に開催された東京ゲームショウのビジネスデイで行われた「TGSフォーラム2012」。その中の「新しいゲームのカタチとは?ネットワーク時代のゲームビジネス新事情」という講演で、ガンホーで「パズドラ」のプロデューサーを務める山本大介氏が提案した運営方針が「ポカポカ運営」。
それまでのソシャゲ運営では、「いかにプレイヤーに課金をさせるか」が重視されていた中で、逆に課金を重視せず無課金でも遊べるゲーム作りを心がけることで、長期的にユーザーが定着し結果として大きな収益をあげることができるという考え方を提唱。
山本氏は講演で、この考えをイソップ童話の「北風と太陽」に例え、課金を促す「北風」ではなく、ユーザーにとって暖かい太陽のような運営、すなわち「ポカポカ運営」だと説明した。
画像:ガチャの次は神運営の時代か? 新たなビジネスモデルを模索する「TGSフォーラム ゲームビジネスセッション」レポート
さらに具体的に「ポカポカ運営」とはどういったものなのかを説明。
画像:ガチャの次は神運営の時代か? 新たなビジネスモデルを模索する「TGSフォーラム ゲームビジネスセッション」レポート
この講演の内容自体は画期的な考えであり、実際にこの「ポカポカ運営」によってパズドラは大きな人気を獲得、売上世界一を達成したこともある。
このように「ポカポカ運営」は素晴らしい考え方なのだが、その後のパズドラが「ポカポカ」だと感じられなくなったユーザーが、「ポカポカ運営」という言葉をパズドラを揶揄するような言葉として使うようになっていった。
たまに魔法石が配布されたり、ガチャで目当てのキャラが排出された時などに「ポカポカ運営」という言葉が使われたり、ポカポカで暖かいということから、山本大介氏の名前と合わせて「大ちゃんあったけえ」という言葉が使われたりする。
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